先日、我が家にも子供が誕生しました( ´ ▽ ` )ノ
自分の顔からは、想像もできない位可愛い赤ちゃんで生まれた瞬間からまさか自分が親バカになるとは、想像もしていませんでした。
今回、予定日を超えても生まれなかったので、入院して誘発分娩での出産になりました。
この記事は、夫の立場から見た誘発分娩での出産の流れと感想を書いたものになります。
実際に妊婦さんが読んでもあまり役に立たないかもしれません。
ですが、妊婦さん持つ旦那さんには、多少イメージできる記事になってるとは思います。
誘発分娩の流れ
・9:00誘発分娩スタート
・10:00までに診察・バルーン・点滴終わっている。
・11:00陣痛待ち待機。
・12:00昼食
・13:00〜ただひたすら陣痛の間隔が狭くなってくるのを待つのみ。
・17:45無事出産。
ざっくりな流れを書くと、うちの妻の誘発分娩での流れはこんな感じでした。
本当、その日のうちに生まれてよかったです。
赤ちゃんがなかなか降りてこない場合は、2日にまたがる事もあるみたいです。
2日目も来ない場合は、3日目で帝王切開の可能性も出てきます。
誘発分娩・午前の部
誘発分娩は、朝9時開始だったので、病院には15分前位に行きました。
一人部屋の病室が用意されていました。
間も無くすると、嫁は呼ばれます。
診察したり、子宮にバルーン入れたり、点滴をする為です。
その間、僕(夫)は、病室でただ待つしかありません。
先生の診察の時だけ、僕も呼ばれます。
エコーを診ると、お腹の赤ちゃんの首にへその緒が巻きついてるとのこと。
先生は、さらっと言いましたが。
イメージすると、赤ちゃんが苦しそうな絵しか浮かばないので、僕の内心は、ちょっと不安でした。
酸欠で命落としたりしないだろうかと。
巻きつくことは、結構あるみたいでそこまで心配しなくてもいいみたいです。
嫁がバルーン入れと点滴が終わると、その後は、病室のベットで待機するのみです。
そして、徐々に点滴の中に入れる促進剤を増やしていく感じです。
午前中は、まだ強めの陣痛にはならず、昼食タイムに入ります。
嫁の昼食は、病院から出ますが、僕の分はないので、病院の近くでカレーを食べました。
ずっとそばについてあげたい旦那さんは、お昼ご飯を持ってきてた方がいいですね。
誘発分娩・午後の部
午後からは、分娩室に移動しました。
分娩室のベットで横になってる妻をそばでずっと見守っていました。
徐々に陣痛が強くなっていき、その間隔も狭まってきます。
僕(夫)にできることといえば、
見守る・祈る・たまにさすって水分補給。
本当、これくらいしかありません。
間隔が狭ばっていき、数時間おきに助産師さんが子宮がどの位開いてきてるかチェックします。
その時だけ、僕(夫)は一旦、分娩室から退出し、隣の部屋で待機します。
チェックが終わると、また嫁のそばで見守る。
出産するまでは、その繰り返しです。
「陣痛の痛みが強い時に、腰あたりを押してあげるといい」
という助産師さんのアドバイスを受け、痛みがくると同時に腰やお尻あたりを押したりしたけど、効果は薄かったっぽいです。
17:00までに陣痛や開きが遅いと、一旦打ち切りという流れでした。
それ以降になると、スタッフの数も減るからだそうです。
出産までカウントダウン
何とか今日中に、元気な赤ちゃんが生まれることを祈り続けました。
祈りが通じたのか
16:00頃の助産師さんのチェックで、もうそろそろいけそうな判断だったので、出産準備に徐々に入っていく感じでした。
17:00を過ぎると、助産師さん3人体制で出産をサポートしていきます。
そして、先生も加わってきます。
もう最後の方は、本当嫁の表情を見てるだけでも辛かったです。
自転車でこけても車にはねられても笑ってた嫁が苦しそうな表情で、声を出しながらいきんでる姿は、本当に辛そうで、その光景を見ていられなかったです。
その姿だけで目がうるうるしてきました。
僕(夫)は、嫁の頭側に立って見守っていたのですが、股への隠しがありませんでした。
なので、助産師さんがガーゼで拭き取ってる血が見えたり、
先生が注射を持って、「ちょっと切りますね〜」とか言ってる姿がもろに見え、
僕は、ぶっ倒れる寸前でした。
股側にいる助産師さんや先生のいる方向を見てると、本当に気絶しそうだったので、産まれる寸前は、嫁のお腹を押している助産師さんの後頭部を見ていました。
「はい。赤ちゃん出てきたよ〜」
の先生の声を聞き、
僕(夫)は、視線を助産師さんの後頭部から股側に戻すと、
血まみれの赤ちゃんがニョロっと出てきました。
「うぎゃー」
本当に生まれてすぐに泣くんだ。
言葉にできないほどの感動でした。
涙がポロリと流れそうとなった瞬間、
助産師さんに「旦那さん写真撮っていいよ〜」
と言われ、急いでスマホを取り出し、嫁の上に乗せられた赤ちゃんの2ショット写真をパシャパシャと撮りまくりました。
写真を撮るという大役に、流れそうになった涙も止まっていました(笑)
バースプランに嫁が写真を撮りたいと書いていると、出産直後、夫はカメラマンにならないといけません。
写真を撮り終わると、
「じゃあ旦那さんは、病室に戻って家族に報告してあげてください」
と言われ、病室に戻り、それぞれの両親に電話で出産の報告をしました。
報告すると、両家のじいちゃんばあちゃんは、すぐに病院に飛んできました。
孫への愛を感じましたね。
出産後の様子
赤ちゃんが生まれた後は、嫁は、先生の手によって色々しないといけないことがあります。
大体、それが1時間ちょい位でした。
その間は、病室で呼ばれるまで待っていました。
なので、次に赤ちゃんに会えるのは、1時間ちょい後になります。
生まれたての自分の赤ちゃんを抱くのは、緊張で若干手が震えましたね。
なんとも言えない感情でした。
「愛おしすぎる」って感じですかね。
語彙力がないので、うまく表現できないですけど。
時を忘れて、我が子をずっと眺めていました。
立会い出産の感想
嫁の出産に立ち会って感じたことは、赤ちゃんが産まれる残り30分前くらいからがとてつもなく壮絶で感動的なものでした。
その場にいると、ドラマとかで見る出産シーンの100倍以上のものです。
嫁が痛みに耐えてる姿や出血してるのを見るのは、本当辛いです。
見守るのが夫の役目でも目を背けたくなるくらい壮絶なる光景でした。
ですが、その頑張った先に産まれてくる子供が出てくる瞬間を一緒に見れたことは、本当によかったです。
嫁がどういう状況でどんな痛みに耐え、子供を産んでくれたのかを知ってるか知ってないかでは、感謝の気持ちが大きく変わってくると思いますし、子供が出てくる瞬間は、神秘的で感動しました。
まとめ
長々と誘発分娩の流れや感想を書いてきましたが、実際に立ち会って思ったことは、旦那の役目は、
「神様に祈り続ける」じゃないかな〜( ´ ▽ ` )ノ
元気な赤ちゃんが産まれて、妻の体が無事なことを祈るしかありません。
もし、これから出産に立ち会う旦那さんがいるならば、血が苦手な人は、絶対赤ちゃん出てくるまで下の方は見ない方がいいですよ。
気絶しちゃったら先生の仕事増えちゃいますからね(笑)